第57回日本作業療法学会で発表いたしました②
2023.11.12
沖縄県で開催された第57回日本作業療法学会にて、当施設の作業療法士の堀が発表いたしました。
本症例は、パーキンソン病の症状により特に右手に機能障害を認め、食事の際に箸の使いにくさがありました。「右手で箸を使い食事ができるようになりたい」と希望され当施設を利用となりました。
パーキンソン病者の上肢機能に対する数少ない論文を参考にリハビリを実施しました。その結果、6か月後には箸を使い食事が可能となったため、今回の学会で報告させていただきました。
パーキンソン病の方にとって、バランス機能障害、すくみ足など歩行障害、転倒予防などがニーズとして多く聞かれますが、上肢機能障害も困っている方はいらっしゃると思います。
困りごとの細かい部分にまで解決するための提案をしていく必要性を感じました。
今回、学会に参加し、まだまだ当施設のような保険外リハビリについて認知されていないと感じました。
ご利用者やセラピストに認知していただくために、今後もアウトプットを継続していきます。
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