介護・介助について

脳梗塞を発症すると後遺症によっては、家族の介護が必要になります。入浴、食事、移動など後遺症の重症度によって、介護する量は異なります。

日常生活の様々な介護がご家族にとっても負担になることがあります。上手に介護サービスなどを使うことも検討しましょう。

車椅子の乗り降りは、頻繁に行う介助の一つです。コツをつかまないと、腰を痛めたり、患者さんとご家族さんが共倒れになってしまうことがあります。

介助する時の基本は、できるだけ近づいて介助を行うという点です。病院に入院されている間にリハビリの専門家に聞いてコツをつかむようにしましょう。

食事の介助で重要なことは、むせさせないことです。病院では言語聴覚療法の際に、嚥下訓練を行っているかもしれません。よく言語聴覚士や管理栄養士の話を聞いて、安全な食事に努めましょう。