脳梗塞治療のステップ
急性期の治療
急性期の治療は、薬による血圧管理を含む全身管理と早期からのリハビリテーションが主となります。昔は早期からリハビリを行うことがタブーとされた時代もあったのですが、現在ではできるだけ早くからリハビリテーションを行うことが推奨されています。
回復期の治療
回復期の主な治療はリハビリテーションになります。後遺症に対して目標を立てながら、理学療法、作業療法、言語聴覚療法などを通して回復を狙います。
生活維持期の治療
回復期を退院した後は在宅に帰ったり、介護保険施設などへの入所といった選択肢があります。継続してリハビリテーションは必要です。
再発時の治療
脳梗塞を再発した場合でも、基本的な治療方針は初発の場合と変わりません。脳梗塞を再発すると、その分麻痺が重くなることもありますので、リハビリテーションがなお必要になることがあります。