【脳梗塞のリハビリTips vol.19】物をおいて運べる歩行器をご存知ですか?
2018.05.24
リハビリの対象となる疾患脳梗塞/脳卒中
生活場面で必要なのは物を持ちながらの歩行
歩くことは移動手段の一つに過ぎません。しかし、家の中でもただ歩くだけ、あるいは歩くだけで精一杯ではなかなか安心で安全な暮らしを営むことが難しくなります。
そのような場合、自宅内でも歩行器を使うケースもあると思います。例えばピックアップ歩行器は比較的自宅内でも使われている方がいるのではないでしょうか。
しかし、ご自身の移動のみで生活が成り立つのであれば歩行器だけで問題ないのですが、日常生活の中では食べた食器を運ぶ、洗った洗濯物を洗濯機から運ぶなどご自身以外に物を移動することが必要な場面がでてきます。
つまり、歩いて移動できて物も運べるという要素を兼ね備えた歩行器が有効的に使えるかもしれません。実際にピックアップ歩行器にお盆や籠が付いているタイプなどありますので、もし歩いて物を運ぶのが危険、あるいは億劫だという方は福祉用具相談員、あるいは理学療法士など専門家に伺ってみると良いかもしれません。
例えば食べた食器を運ぶ、洗った洗濯物を洗濯機から運ぶなど、運搬として移動が必要になります。しかし、なんとか伝って歩けるレベルでは到底、物を運ぶことは難しくなり、生活の質は担保できなくなります。そこで余裕を持って移動できるよう福祉用具の選定や環境整備も必須となります。
脳梗塞のリハビリTips
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