【脳梗塞のリハビリTips vol.4】ドスッと座ると危険かも
2018.03.23
リハビリの対象となる疾患脳梗塞/脳卒中
椅子に座るときに気をつけたいこと
脳梗塞など半身麻痺になると、麻痺側の足だけでなく、麻痺していない足も筋力が落ちると言われています。後方に倒れるように、椅子へ勢いよく座ってしまった結果、骨の脆い方では圧迫骨折など重篤な疾病を患うケースもあります。
では、椅子へ座る時にどのようなことに気をつけたら、優しく上手に座れるでしょうか?
まずはしっかりと足を肩幅に広げ、椅子に座面の先端が膝裏、あるいはふくらはぎに当たる程度まで近づきます。触れていることが確認できたら、しゃがむ準備ができたので、膝を前に出しながらしゃがみ、椅子へ浅く座るように声かけなどすると比較的後ろへ倒れず、優しく座れます。中には視線を椅子の座面へ誘導すると、上半身が曲がりやすくなり、後方へ倒れず座れるケースもあります。
何より大事なのは、慌てて座らないこと、です。以上のことに気をつけて一度試して頂けたらと思います。
脳梗塞のリハビリTips
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