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【脳梗塞のリハビリTips vol.2】靴選びで転倒予防

脳梗塞を初めとする病気で起こりうる危険な姿勢とは?

自分の姿勢を改めて見る機会は少ないかもしれませんが、その姿勢が転ぶ危険性を増しているかもしれないことをご存知でしょうか?


脳梗塞、パーキンソン病など神経疾患を患うとバランス能力の低下や歩きも不安定となり、前のめりでの歩きが強くなるなどの症状が現れます。特にパーキンソン病で見られる突進歩行では、歩く際の前のめり姿勢が強くなり、ご自身で直すことができず、そのまま転倒してしまう恐れがあります。


パーキンソン病において、身体が硬くなるあるいは突進が強くなるなどの症状の場合は第一選択として薬物療法や運動療法で改善を図っていくことが必要です。


加えて、大切なのが住環境や自分が身につけている物にも配慮をするなど生活の工夫が重要です。


例えば、普段から少し踵が高い靴を履いている方であれば、その靴を履いていることで重心は前方に位置し、前のめりの姿勢を助長してしまうことになります。また、つま先が引っかかりやすい場合は少しつま先が上がった靴なども検討しても良いかもしれません。


もう一度、自分の着ている物を確認してみる機会を作ってみてはいかがでしょうか。



藤本修平
執筆者

藤本修平

博士(社会健康医学)/ 理学療法士 / 認定理学療法士(脳卒中)
“脳卒中”の認定理学療法士かつ“健康情報学”の専門家。情報を上手に使いながら利用者様の日常の行動を変えることを得意とし、臨床現場での活動のみならず数々の研究活動・講演活動の経歴を持つ。

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