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1日何分、お身体を動かしていますか?

2021.03.03

新型コロナウイルス感染拡大前後での運動量の変化

外出自粛の影響により活動量が低下し、身体の衰えを感じている方が多くいらっしゃるかと思います。運動はした方が健康にいいとはわかっているけどどれくらい運動したらいいんだろう?このような疑問を持ったことはありませんか?


 


地域在住の高齢者は新型コロナウイルス感染拡大前の2020年1月と比較して、2020年4月には運動量が約25%低下したと報告されています。[1]


 運動量の低下は筋力や体力といった身体機能だけではなく、認知機能など頭の衰えにも影響すると言われています。



健康のために必要な運動量とは?

厚生労働省から発表されている健康づくりのための身体活動基準2013では「横になったままや座ったままにならなければどんな動きでもよいので、身体活動を毎日40分行う」と記載があります。[2]


 


具体的にはウォーキングやラジオ体操、買い物など全身運動を伴うような運動が挙げられます。


また、運動量が少ない人と比べて日頃から運動を行なっている人は転倒、骨折、認知症発症リスクが低くなると報告されています。[3][4]


日頃健康のために運動したいと考えている方は上記を目標にして取り組んでみてはいかがでしょうか。


 


 


AViCでは理学療法士、作業療法士の資格を持ったセラピストが科学的根拠や豊富な臨床経験をもとにマンツーマンで適切な運動を提供いたします。ご興味ある方はお気軽にお問合せください。


 



出典


  • [1] Minoru Yamada , et al. Effect of the COVID-19 Epidemic on Physical Activity in Community-Dwelling Older Adults in Japan: A Cross-Sectional Online Survey. J Nutr Health Aging. 2020 , 1-3 .

  • [2] 健康づくりのための身体活動基準2013 : https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002xple.html

  • [3] E W Gregg , et al. Physical activity and osteoporotic fracture risk in older women. Study of Osteoporotic Fractures Research Group. Ann Intern Med. 1998, 129(2) : 81-8 .

  • [4] G Ravaglia , et al. Physical activity and dementia risk in the elderly: findings from a prospective Italian study. Neurology. 2008, (19 Pt 2):1786-94 .


高山朋之
執筆者

高山朋之

理学療法士
回復期リハビリテーション病棟を備えた総合病院で脳血管疾患、運動器疾患、内部疾患を呈した患者様に対し、入院リハビリから外来リハビリまで幅広く担当してきました。患者様の健康と幸福向上のために貢献してきました。

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